【最新情報】セブの交通事情を変えた便利なのりもの

【最新情報】セブの交通事情を変えた便利なのりもの

こんにちはセブテク編集部です。

皆さん、いかがお過ごしですか?
「ロックダウン」、「パンデミック」など世の中は未曽有の事態に見舞われていますが、 セブの人たちは”不便”を”便利”変えるのが得意なようです。
オンラインショッピング、デリバリーサービス、宅配など様々な分野が
パンデミック前と比べ選択肢が広がり、充実してきました。
今回はその中でも、セブの交通事情について紹介します。

”バイク”という乗り物の出現

ここセブでは自転車のことを”バイク”といいます。
パンデミックを経てセブでは今自転車人口が激増しています。
セブでは2012年、Iron Man Raceというトライアスロンが毎年開催されるようなって以来、 少し前までは自転車は富裕層のスポーツでした。

2020年コロナ禍でセブはロックダウンを経験し、
今まで普通に利用してきた交通手段がすべて遮断される事態となったのです。
ジプニー、タクシーはもちろん、ハバルハバル(バイクタクシー)、トライシクル(自転車タクシー)
全ての交通手段がなくなり、人々はどこへ行くにも徒歩または自家用車、自家用モーターバイクのみでの移動を強いられました。

セブの人々はどんなに近距離でも”徒歩”という選択肢を選ぶ人は今までほとんどいませんでした。
と、いうのも、歩道がある道は少なく、穴だらけ、ゴミだらけ、野良犬だらけの道を歩きたい人はほとんどいませんでした。かえって危険です。
また、ロックダウン中は外出規制もあり、決められた曜日に家族で1名のみの外出が許可されるなど、
徒歩では大家族のための生活必需品の買い出しはもちろん購入後の運搬には限りがあります。

そこでロックダウン初期から大人気を博したのが自転車というわけです。

ライセンスも、購入後の面倒な登録手続きも不要。
購入後即活用できる自転車はセブの市民の足としてとても便利な乗り物になりました。

他にも街中では電動スクーター(キックボード)など今までお目にかかれなかった乗り物が登場しました。

自転車が変えたもの

2020年市民の足となった自転車はただの移動手段のみならず、ロックダウン中の移動制限もあり、運動不足やストレス解消のためのスポーツであることが認識され始めました。

2021年6月現在、今や自転車はセブの街中の交通ルールまでをも変える事態となっています。
交通量が以前の半分、いやそれ以下となっているためか、セブ市、マンダウエ市のメインストリートにはすでに自転車のための自転車専用レーンが設けられています。もちろんモーターバイクの乗り入れは禁止レーンです。

ショッピングモールには新たに自転車専用の駐輪場まで設置されています。
また、趣味の領域でも多くのコミュニティーができ、週末にサイクリングを楽しむ人が激増しています。この領域は新たな観光資源になるかもしれませんね。

まとめ

このパンデミックを経験し、セブの交通事情は大きく変わりました。
多くの会社がシャトルバスで社員を送迎するようになり、限られたジプニー、そしてジプニーならぬエアコン付きのミニバス”Beep”の増便。そして観光客を乗せる代わりに街中を走っている大型バス。
路上も以前と比べると衛生的になりました。

実はセブはこのパンデミックを経験し、交通事情だけでなく様々なものが変わりました。
その他の分野でもQOLが確実に上昇しているようです。
これからもセブの発展に目が離せないですね。

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