こんにちは。
セブテク編集部です。
今回は、南の島セブにも野球文化が根付いている件を紹介します。
南の島にもうひとつの野球文化があった
まさか南の島にやってきて野球やソフトボールができるとは思いませんでしたが、先週の週末に現地の友人のコミュニティーのソフトボールの試合に参加させてもらいプレーしてきました。
別の投稿でもお伝えしていますが、フィリピンのスポーツはバスケットボールが圧倒的な人気で、国内プロリーグもあります。 日本の国技(?)とも言われる野球やソフトボールはフィリピンではマイナースポーツで、もともと道具をそろえること自体が難しい、という状態です。
石ころだらけのでこぼこグラウンド
それでも野球好きは全世界共通であることを今回改めて認識してきました。 もちろん草野球や草ソフトボールなのでグラウンドも石ころやゴミだらけで、とても滑り込みやダイビングキャッチなどができるような場所ではないのですが、それよりも参加することや楽しむことが優先されていました。
野球文化が定着している
元フィリピン代表チームのコーチがセブ在住なので話を聞くと、「日本のナショナルチームと男子ソフトボールの試合をしたときは大差で敗れたが、試合後に日本製のグローブやスパイクをもらって選手が大変喜んでいた」と聞きました。セブとマニラにセミプロの野球チームがあったときはスタジアムで対抗戦をやったこともあったそうです。
当のコミュニティソフトボールでは、最年少9歳の少年から最高60歳の退役軍人までが地域チーム対抗で汗を流し、大いに盛り上がっていました。コロナウィルスの影響で接触スポーツがセブ市内で禁止されていた間も、プレーするためにわざわざセブ郊外(一部認められていた)地域でまで1時間かけて移動して練習試合をしていたそうです。
野球好きよ、永遠なれ!
セブ市内でもコロナウィルスの影響による行動制限がほぼ解除されてきて、接触スポーツも解禁されたのでこれからはさらに活動が盛んになると思われます。 「南国の炎天下で野球なんて…」と思われるかもしれませんが、文化として根付いているスポーツは延々と続いています。前述の元ナショナルチームのコーチは、「自分が子供のころは道具がなくて貧しかったので、段ボールを縫い合わせて即席のグローブとしてプレーしていた」と聞きました。
野球好きよ、(南国セブでも)永遠なれ!
まとめ
皆さん、いかがでしたか?
セブでも年々都市開発が進み、野球ができる空き地も減ってきているのが現状です。
スポーツが盛んで地域に根付いているので、みなさんも留学など、長期滞在をご検討の方はぜひスポーツコミュニティへ参加し、交流してみてください。おすすめですよ。