日本語能力試験 [通称:JLPT]について解説します!

日本語能力試験 [通称:JLPT]について解説します!

こんにちは!セブテク編集部です。

毎年セブでも7月と12月に開催される日本語能力試験(Japanese Language Proficiency Test)通称:JLPTについて詳しく解説します!

1.JLPTとは

日本語の能力を測る試験

JLPTは、日本国内および海外において、日本語を母語としない人を対象として日本語の能力を測定し、認定することを目的として行う試験です。N1~N5の5つのレベルで構成されており一番易しいレベルがN5で、一番難しいレベルがN1です。試験は年2回7月と12月に世界各地で実施されています。

JLPTの内容

JLPTは大まかにわけると「読む」試験(文字・語彙・文法・読解を含む)と「聞く」試験で日本語レベルの認定をします。試験はマークシート方式です。

JLPTの合格率

JLPTの合格率は一番易しいN5を除くと約3割前後となっています。

必要学習時間の目安

N5-200時間/N4-400時間/N3-600時間/ N2-800時間/N1-1000時間程度となっています。

JLPT資格保持者のレベルとは

N5レベル

ひらがなとかたかなを読むことができます。また漢字を100文字程度覚えていますので、日常生活で使用するシンプルな文章をある程度理解することができます。

N4レベル

日常生活の中で身近な内容のものを読むことができます。また、日常的に良くある場面での会話の内容を、ゆっくりであれば理解することが出来るレベルです。小学校低学年程度の問題が出題され合格するために必要な漢字数は約300字で、単語数は約1500個と言われています。

N3レベル

必要な漢字数は350字程で、単語数は2250個と言われています。日常的な場面での日本語が理解できます。日本人と一緒に働くことができる最低限のレベルです。

N2レベル

N2保持者は、日常的な場面以外でも対応できる日本語能力を持っています。
N2に合格するために必要な漢字は約1000字、単語数は6000個ほどでN3と比べて必要な語彙が大幅に多くなっています。

N1レベル

N1は難易度が一番高い試験です。日本人と比べても遜色のないレベルです。

まとめ

2019年4月から日本で新しい在留資格である【特定技能ビザ】が新設されました。ビザの取得要件はJLPT/N4保持者かつ受け入れ業種ごとの技能試験(筆記)に合格することが必須となります。今後ますます日本語能力試験の需要が増えていく事が予想されています。

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