もうオフショア開発で失敗させない!”ジャパン・クオリティ”の本当の意味を知ろう!

もうオフショア開発で失敗させない!”ジャパン・クオリティ”の本当の意味を知ろう!

こんにちは
セブテク編集部です。

皆さん、”ジャパン・クオリティ”という言葉を聞いたことありますか。
”ジャパン・クオリティ”というと皆さんどんなことをイメージしますか?

今回はその”ジャパン・クオリティ”について考えてみましょう。

フィリピンの”ジャパン・クオリティ”のイメージ

実は、アジアに住んでいると日本ではお目にかかれない日本の企業のようなブランド名を見ることができます。
例えばフィリピンの場合、
Hanabishi
Fujidenzo
Asahi
これらの企業はすべて日本にインスパイアされたフィリピンの家電製品を扱う大手企業です。
これらフィリピンのブランドであることに気が付いていないフィリピン人がとても多いのも現実です。
特にここフィリピンでは”ジャパン・クオリティ”というと
『高級』、『丈夫で壊れない』 『安心・安全』
といったようなイメージがあるようです。

各企業のホームページでも中国で製造されたと記載があり、
日本にインスパイアされた製品を作っていると謳っています。

ある意味、これはブランディング、マーケティングの成功例かもしれません。
製品で言えば『高級だから使用されている素材も安心で壊れない』という代名詞が彼らの”ジャパン・クオリティ”のイメージにふさわしいのでしょう。

日本のサービスから垣間見れる”ジャパン・クオリティ”

さて、サービスにおける”ジャパン・クオリティ”はいかがでしょうか。
フィリピンにいると、日本のサービスを利用するたびに感じることがあります。
これがいわゆる”ジャパン・クオリティ”なのかもしれないと気が付かされます。

1.あった方が便利だと思う情報が自動的に無料で提供される
持ち物や記入が必要なドキュメントの案内、予測待ち時間や持ってきた方が良いものアナウンス
予約前日のリマインド

2.遅延がほとんどないうえに、遅延した場合は遅延理由と謝罪を同時に受けられる
また、自動的に遅延証明書を発行してくれる
例えば遅延のない電車運行はもちろん、
海外では時刻表通りの運行で1分でも遅延すると遅延理由と遅延時間をアナウンス されるというのは、
決してスタンダードではありません。

3.要望は柔軟に対応してもらえる
例えば宅配など配送委託時に受け取り可能時間を指定できる。

まとめ

みなさんが思い描いている”ジャパン・クオリティ”はいかがでしたか?
オフショア開発におけるプロジェクトに失敗しないためにも
外国人メンバーと”ジャパン・クオリティ”を提供するお仕事をする場合はこの”ジャパン・クオリティ”を理解してもらうことが絶対条件です。
日本では製品でもサービスにおても、
常に、相手(お客様)がしてほしいことの先回り、つまり予測してそれを実行して提供していることが
世界が認める”ジャパン・クオリティ=安心・安全で高品質”というイメージにつながっているようです。
またこれらのサービスが標準サービスとして提供されているのもとても興味深いです。

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