【現役ブリッジSEが徹底解説】オフショア開発の発注・導入フロー

【現役ブリッジSEが徹底解説】オフショア開発の発注・導入フロー


こんにちは、セブテク編集部です。

近年、IT業界での人件費高騰・人材不足などを背景に、オフショア開発に注目が集まっています。

コスト削減・エンジニア確保に困っており、オフショア開発を検討している方も多いのではないでしょうか。


とはいえ、実際どのような流れで発注するのか?

…いまいちイメージがつかなくないですか?

次のようなお声もよく聞きます。

「海外に外注したことがないから、品質・納期が守られるか不安」

「発注先の国、企業など、どうやって選べばいいのかが分からない」

今までシステム開発をすべて自社で行っていたり、外注していてもすべて国内で完結していた場合、こういった不安を持ってしまうのも当然です。

そこで今回は、フィリピン・セブ島の開発現場での実際の発注・導入フローの一例を、現役ブリッジエンジニアが徹底解説します!

依頼の前に

どの国・会社を選ぶべき?

一口にオフショア開発といっても、様々な国・地域に様々な会社があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

発注先の一例としては中国、ベトナム、インド、フィリピン(セブ)など。
また、国だけでなく、もちろん会社ごとの特色や得意分野もそれぞれ違うため、自社の開発内容や予算と合わせて発注先を決める必要があります。

発注のポイントですが、一つの目安として

  • クオリティ
  • コスト
  • デリバリー(運用)

この3点を中心に考えてみるのがおすすめです。

クオリティ・コストはもちろんですが、デリバリー(運用)も重要な指標です。「明日から急遽3名追加したい」「アプリのアップデートのために3日間だけ対応をお願いしたい」などの急な依頼に柔軟に対応できるかどうか?

プロジェクトが大きくなるほど、こういった要望が出てきやすくなります。

そんなとき柔軟に対応してくれる開発先だと、安心して依頼できそうですね。

小さな案件から依頼

初めてのオフショア開発。いきなり大規模プロジェクトを任せるのはちょっと不安・・・という方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、まず小さなプロジェクトや既存の業務の一部を、お試しとして始めてみるのもおすすめです。

現地視察に行くのもアリ

たとえ小さなプロジェクトであっても、信頼できるところに頼みたい、というのは当然の心理です。

そんなときは、思い切って現地視察に行くのもおすすめです。

オフショア開発現場では、日本からの来客対応も日々行っていることが多く、事前視察への対応を行っている場合もあります

まずは問い合わせてみることで、切り口が開けるかもしれません。

オフショア開発イメージ(海)

要件・見積

日本人スタッフとやりとりして、見積もり作成

具体的に依頼したい案件が決まったら、日本人の営業担当に要件を伝えて見積作成依頼をします。

やりとりは、もちろん日本語でできます

基本的に、現地とのやりとりは日本人営業担当がするので、海外に抵抗感がある方でも安心ですね。

プロジェクト始動

Skype等を利用し、オンライン会議で顔合わせ

見積確認が完了して、いざ発注となると、現地のプロジェクトメンバーとオンライン通話(Skypeなど)でキックオフミーティングを行います。

スカイプミーティング

どんなメンバーが参加するの?相関図を確認

実際に、どんなメンバーがプロジェクトに参加するのでしょうか。一例を紹介します。

オフショア開発メンバー相関図

発注側

①システム担当者(関係者1~4名ほどのイメージ)

開発側

②営業・・・日本人。主に、開発スタートまでの窓口になります。

③カスタマーサティスファクション(CS)・・・日本人。開発内容以外で会社に要望があれば、CSが対応します。

④ブリッジエンジニア(ブリッジSE・BrSE)・・・日本人。開発スタート後、発注側とのやりとり、開発スケジュールの確認・調整、成果物のクォリティの最終確認等を行います。

⑤シニアプロジェクトマネージャーフィリピン人。・・・ブリッジエンジニアと連携して、プロジェクト全体を管理する人です。

⑥プロジェクトマネージャーフィリピン人。・・・個々のプロジェクトの技術面の責任者です。

⑦プログラマ・・・フィリピン人。開発を行います。

こうして見ると、意外とたくさんの人が関わっているのですね。

開発スタート

実際に開発がスタートすると、主に日本人ブリッジエンジニア(ブリッジSE・BrSE)とメールやチャットで日々やりとりすることになります

また、週に1度、 オンライン通話(Skypeなど) で定例ミーティングを開き、ブリッジエンジニア、現地のプロジェクトマネージャーも含めて進捗状況を確認することが多いです。

スケジュールや開発内容はプロジェクトによりさまざまです。

大きくは下記の2パターンに分かれます。

  • プロジェクト型開発
  • ラボ型開発

ここでは詳しく触れませんが、用語として覚えておくと良いでしょう。

開発完了

保守・運用の必要があれば引き続きプロジェクトは継続しますが、なければここまでで開発完了となります。

発注側と受注側、双方にとって良い結果となり、次につながる発注になるといいですね。

さいごに

今回は、オフショア開発の発注・導入フローについて簡単に紹介しました。

ここに示したのはあくまでも一例で、実際は会社・地域によってやり方は異なりますが、ぜひ参考にしてみてください。

フィリピン・セブ島でオフショア開発を行う弊社Sprobeには、現在140名以上の現地エンジニア・約10名の日本人スタッフが日々業務にあたっています。2019年現在、さらに業務拡大中です。

また、今話題のラボ型開発・プロジェクト型開発ともに対応可能です。

もしご興味があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。

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