全力でクリスマスをお祝いするフィリピンのクリスマスホリデーの過ごし方

全力でクリスマスをお祝いするフィリピンのクリスマスホリデーの過ごし方

こんにちは、セブテク編集部です。
あと数日間でクリスマスになりますね。
フィリピンではクリスマスは一番長いお祝と言われています。
今回、フィリピンでのクリスマスの過ごし方についてご紹介します。

iStockから引用

フィリピンのクリスマスシーズンはとにかく長い!

キリスト降誕の情景(Belen)

フィリピンでは人口の約9割がキリスト教徒であるため、クリスマスに祝っているイエスキリストの誕生日はとても大切なお祝いごとです。
しかしクリスマスは12月25日だけにお祝いするではなく一般的には9月からフィリピン全体でクリスマスシーズンが始まります。
9月~12月(英語ではSeptember~December)は「バーマンス」(”ber” months)と呼ばれて、この4か月間でクリスマスシーズンになります。
9月に入ったとたんにラジオやテレビでクリスマスソングが流れ始め、メリークリスマスとクリスマスの挨拶が始まり、100日前ともなるとカウントダウンがスタートされます。
この時期が来たらクリスマスシーズンが始まったんだなあと実感します。

クリスマスの準備

先ほど伝えましたように9月からクリスマスホリデーに向けてフィリピン人は色々準備しています。
まずは家中にクリスマスの装飾で飾り始めます。街中のショッピングモールや広場も、クリスマスツリーやイルミネーションで飾られています。
日本でもそうだと思いますが飾るの時期はフィリピンは日本よりちょっと早いかもしれません。

12月の最も重要なクリスマスのイベント

12月に入るとクリスマスの本格的なイベントやアクティビティーが実施されます。
ほとんどの会社でクリスマスパーティーが開かれ、現金と現物でボーナスが支給されます。
パーティーには、社員たちはプレゼント交換をやっています。
夜には、クリスマスキャロルを歌うために家々を回る人たちを見かけることがあります。
そのお返しに、みんな寄付をしてくれます。
パンデミック以来、キャロリングは行われていなかったのですが、今年は他の野外活動もパンデミック前の状態にだいぶ戻ってきているので、キャロリング活動も再開されることを願っています。。

カトリック教徒は夜から早朝から行うミサ、シンバン・ガビ(Simbang Gabi)が行われます。
シンバン・ガビはクリスマスをまでの献身的な9日間のミサシリーズです。
教区によっては夜間にミサが行われるところもありますが、ほとんどの教区では明け方(早朝4時)にミサが行われます。
そして24日の夜にはクリスマス・イブのミサがあります。大体のカトリック教徒はクリスマス・イブのミサに参加して、家に帰ってきたら真夜中にご家族とノチェ・ブエナ(Noche Buena)と呼ばれる食事をとります。
ハム、ケソ・デ・ボラ(ボールの形のチーズ)、スパゲッティ、レチョン(豚の丸焼き)などがノチェ・ブエナの定番料理です。
翌日(25日)は家族や親戚が集まる大切な日です。子供にプレセントをあげたり、年に一度しか会えない親戚などをプレゼントを渡しあう習慣があります。
今年のクリスマスはこの2年前のクリスマスと比べてにぎやかになるでしょう。
パンデミック中の昨年までは海外で働いているご家族が実家に帰ってこれない家族が多かったと思います。
今年は渡航制限が解除され、やっと家族とクリスマスを過ごすことが出来るでしょう。

lessandraから引用

まとめ

フィリピンでのクリスマスの過ごし方はいかがでしょうか。
日本でのクリスマスとはちょっと違うと思いませんか。
記者は日本はクリスマスよりお正月の方が重要だと思います。
とにかく、今年のクリスマスはどこで迎えようとしても、皆さんにはメリークリスマス!

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