違いが分からない?ライブラリー、プラグイン、モジュール について

違いが分からない?ライブラリー、プラグイン、モジュール について

ITを業界で働く方は、日々様々なITワードを目にします。

その膨大なIT用語の中には似たようなワードたくさんあり

理解しても違いがあまり分からなかったりします。

今回は筆者が特に違いの理解につまずいた

ライブラリープラグインモジュールについて

出来るだけ分かりやすく説明していきたいと思います。

今回はできるだけ分かりやすく

という事で、

お菓子作りの工程を例にして説明していきたいと思います。


ライブラリー(Library)


ライブラリーとは?

ライブラリーとは、ある機能に特化した関数の集合であり、

機能・知識の再利用を目的

として用いられます。

既に存在している関数やデータなどのソースコードの一部分を部品化したものです。


お菓子作りで例えると、

アップルパイのパイ生地のレシピを想像してください。

パイ生地を作る際に自分で何も見ずに試行錯誤して作るよりも

ネットに既に投稿されている多くのレシピの中から一つを選び

そのレシピを参照したほうが、

早くて美味しいアップルパイを作ることができますよね。


このようにプログラミングでも

外部から既に完成した部品化されたソースコード(ライブラリー)を使用することで、

より早く、質の良いコードを書くことができるのです。

そのため、プログラミングではこのように様々な場面で

ライブラリーが用いられています。



プラグイン(Plugin)

プラグインとは?

プラグインとは、ある機能に対して拡張機能を提供するものであり、

既に存在している機能自体の拡張を目的

に用いられます。

GoogleChromeを使用されている方は

Chromeの提供しているプラグインを参照•使用してみると

より理解がし易いかと思います。



お菓子づくりに例えると、

ケーキを作る工程での、ホイップクリームを絞る作業を想像してください。

ホイップクリームを入れてある容器の口金を他のものに変更する事で、

バラの形状のしたホイップクリームを絞ることが出来るようになり、

よりクリエイティブなケーキを作ることができます。

この口金の部分がプラグインです。

プラグインを使用することで、

利便性を上げ、作業効率を上げることができるのです。


ライブラリーとの違いって?

ライブラリーとプラグインの違いについて、

ライブラリーは機能・知識の再利用が目的、

プラグインは既に存在している機能自体の拡張が目的

だと覚えましょう。


モジュール(Module)

モジュールとは?

モジュールとは、それぞれ独立したソフトウェアであり

1つ1つが違いに連携を取り合うことで、1つのソフトウェアとして動きます

外部のソフトウェアと連携のできるソフトウェアと考えましょう。


お菓子づくりに例えると、

既に完成したお菓子の集まりだと考えてください。

ケーキひとつだと寂しいですが、クッキーやコーヒーなどを加えることで、

お菓子のフルコースになります

この個々のお菓子やドリンクをモジュールだと考えてください。

そして単体で完成している部品(モジュール)の集合体がシステムなのです。


使用目的はライブラリーと似ていますが、

二つの違いとして、

ライブラリーは参照するためのレシピ

モジュールは完成したお菓子であると考えると良いです。


いかがでしたか?

これらの三つのワードは意味が似ていて分かりづらいですよね。

お菓子に例えて説明することは少し強引でもありますが、

少しでも理解しやすく。ということで説明して見ました。

諦めずにIT用語を覚えていきましょう!

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