こんにちは、セブテク編集部です。
皆さんは5Gという言葉をご存知ですか?
頻繁にニュースに出てくる言葉であるため、聞いたことがある方が多いかと思います。
簡単に言ってしまえば、5Gのおかげで超高速快適通信環境が実現されるということです。
日本でもいよいよ導入される予定となっていますが、実は水面下で5Gを超えた「6G」の研究・開発が進められています。
今回は6Gの概要、将来性等について解説していきます。
5Gについて知りたい方は 5Gって何?最近よく耳にする5Gについて詳しく解説していきます! をご参照下さい。
6Gについて…
項目に分けて説明していきます。
6Gの現状
まず、現状の6G導入に向けた動きを国別で解説していきます。
アメリカ
・トランプ大統領が自身のSNSにて、5Gを超えた6Gの開発へ向けた動きを強化することを発表。
中国
・Huaweiが開発拠点をカナダと定めた上で、6G開発チームを設立。
韓国
・LGグループが大学と共同で6G開発センターを設立する。
フィンランド
・フィンランド・アカデミーとオウル大学が共同で「6Genesis」という6Gに向けた開発センターを立ち上げることを発表している。
上記のように一部の国々では6G開発に向けた具体的なプロジェクトが既に始まっています。
ただ、ごく最近5Gが導入されたばかりであるにも関わらず、早くも6Gの開発が進められていることに疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
実は6Gは5Gとは名称こそ似ていますが、実際は似て非なる物となっております。
次はそんな6Gが導入されたらできるようになることと、社会に対する影響を解説していきます。
6Gが機能するとこうなる。
さらなる通信の高速化が望めるだけでなく、6Gの通信環境では高解像度の3Dの映像を送信できるようになると言われます。
例えば、Microsoft社は離れた場所にいる人の映像を3D化して送信させることでまるでその人がその場にいるかのように見せる技術の開発を進めています。
この技術はHoloportation(ホロポーテーション)と呼ばれています。
高解像度の3D映像を超高速で送信することで、映像ではなく「人」がその場にいると錯覚させることができます。
インターネット上でのコミュニケーションがより円滑に進むようになるでしょう。
ただ、6Gが登場することで一番大きな恩恵を受けることができる業界があります。医療業界です。
人体の3D映像を6Gの通信環境を通じて送ることで、遠隔地にいる医者にが指示を送ることができるようになり、いわゆる「遠隔治療」が出来るようになると考えられます。
あくまで推測ですが、医療が発達していない発展途上国に対しての技術提供ができそうですね…
終わりに
5Gによって便利な通信環境になることが期待されているご時世ですが、6Gによるさらなる進化も望まれています。
アニメの世界が現実になるかもしれません!